はじめに
ラテアートとは何か?
ラテアートは、エスプレッソやコーヒーにスチームミルクを注ぎ、その表面に模様やデザインを作り出す技法です
主にカフェで提供されるドリンクに見られることが多く、美しい模様やデザインが描かれたラテアートは、カフェで過ごす時間をより一層楽しいものにしてくれます
主なデザインには、ハートやリーフ、スワンなどがあります
ラテアートを学ぶ理由は?
ラテアートを学ぶことにはいくつかの価値があるでしょう
まず第一に、見た目の美しさだけでなく、そのプロセス自体が楽しいものです
コーヒーやエスプレッソの淹れ方やミルクの泡立て方など、様々なスキルを学ぶことができます
また、自分でデザインを作り出す喜びや満足感も得られます
さらに、ラテアートをマスターすることで、カフェなどの飲食店でのアルバイトやキャリアにも役立ちます
ラテアートは、コーヒー文化の一部として広く愛され、そのスキルは需要があります
そして最後に、ラテアートを学ぶことで、創造性や集中力を養うことができます
新しいデザインや技術に挑戦することで、自己成長を促進します
コーヒー初心者の私が、最近練習し始めたラテアートについて、始めた理由や始め方などをまとめました
ラテアートやってみたいけど何からすれば良いかわからない方や、同じように初心者の方など、ラテアートに興味があるみなさんも一緒に、楽しみながらスキルを向上させていきましょう
ラテアートの種類
ラテアートには「フリーポア」と「エッチング」と呼ばれる、2つの技法があります
それぞれの基本の手順は以下の通りです
フリーポア:エスプレッソにミルクを注ぐピッチャーの動きだけで模様を作る方法です
ミルクの泡をエスプレッソに注ぎながら、その動きをコントロールして模様を作り出します
ハートやリーフなど、定番の模様はフリーポアの技術だけで描くことができます
フリーポアの技術を習得するには、正確な手の動きやミルクの流れを理解し、自在に制御できるよう熟練した技術が必要です
エッチング:ミルクピッチャーで大まかな模様を描き、スプーンやピックを使ってデザインを追加する技法です
難易度は高くなりますが、慣れると細かなイラストや文字などが表現できます
エッチングでは、泡立てたフォームドミルクを使用することもあります
どちらも違う魅力がありますが、私はフリーポアを練習中です
フリーポア・ラテアートを始めたきっかけ
ラテアートに興味を持ったきっかけは、美しいデザインや表現に惹かれたことです
ラテアートは、単なる飲み物ではなく、アート作品としても楽しめる要素を持っています
私はカフェラテが好きで、よく飲食店でカフェラテを頼みます
アートあるかな?という提供されるときのわくわく感や、ラテアートの美しさ、おいしさ、写真に撮って見返す楽しみなど、何度も楽しめるのがラテアートですよね
カフェでは、バリスタのかっこいい所作を見れたりや出来上がるまでのトークも醍醐味です
どんどん興味が湧いてきて、ラテアートが美しいカフェをSNSで探したり、YouTubeでラテアート映像を見たりする時間が多くなっていったのです
そのうち、自分でも挑戦してみたくなり、ラテアートの技術やテクニックについて学ぶことにしました
まったくのコーヒー初心者がラテアート習得のために、何が必要か、何を参考にしているかなどを以下のセクションで見ていきましょう
必要なものをリストアップ
私は趣味として、自宅でラテアートを楽しみたいという視点で、最低限必要なものは何か調査しました
必要な器具
- スチームノズル付きのエスプレッソマシ
- ミルクピッチャー(スチームミルクを泡立てる容器)
- ラテボウル(コーヒーカップ)
- グラインダー(豆を挽く機械)
- エスプレッソタンパー(挽いた粉を押し固める器具)
- ポルターフィルター(粉をマシンに取り付けるための器具)
必要な材料
- 成分無調整牛乳
- エスプレッソ用コーヒー豆
これらの道具を使うことで、ラテアートを作ることができます
これで、必要なものはわかりましたが、どのようなものを選べば良いかがわかりません
色々なメーカーの器具があり、大きさや価格も様々です
器具選びは基準がわからず困りましたし、とても悩んだポイントです
次のセクションで、私が実際に購入した器具とそれを選んだ理由をお伝えします
購入した器具
では、選んだ器具と決め手をひとつずつ紹介していきます
必要な器具は、何ひとつ手元になかったため、ゼロから買い揃えます
特に、エスプレッソマシンは器具の中でも高額なアイテムのため、かなり悩みました
試しに使うことは難しいし、違ったかもと思っても簡単に買い替えることができません
一番の大物、エスプレッソマシン決めからスタートしました
◇エスプレッソマシン
ラテアート初心者の私が購入したエスプレッソマシンは「デロンギ マグニフィカS コンパクト全自動コーヒーマシン ECAM22112」です
多くの動画、記事、商品レビューコメントを見て、購入を決めましたが、これにして良かったと思います
スチームノズル付きの全自動コーヒーマシンです
そのため、グラインダー、エスプレッソタンパー、ポルターフィルターは不要です
ということは、バリスタならではの所作がほぼなくなるワンタッチでエスプレッソを抽出できます
これが良いかどうかは何を目指すかで変わってきます
私は、これが良いと感じてこのマシンを選びました
その理由と、選んだポイントは4点あります
1. アートに集中したい
ラテアートをきれいに描くには、「エスプレッソの抽出技術」と「スチームミルクの技術」はとても重要のようです
その2つの技術があって、ラテアートの技術が活きるのです
私は趣味でラテアートを楽しみたいので、自分が選んだマシンでおいしいカフェラテができ、きれいなラテアートが作れたらそれで良いのです
ワンタッチでエスプレッソを抽出できるため、エスプレッソの抽出技術が不要ということです
自分好みに設定したおいしいエスプレッソが、安定して毎回抽出できるのです。マグニフィカSのエスプレッソ抽出品質については、ラテアートをするのに問題ない十分なレベルだというプロバリスタの声があります
これなら、スチームミルクの技術とラテアートの習得に時間をかけられますよね
2. ラテアートが可能なスチームミルクが作れる
ラテアートに最適なミルクを作るには、技術が必要です
技術だけでなく、どんなマシンかも重要で、どんなに練習しても最適なミルクが作れないマシンもあるようです
しかし、このマシンで練習すれば、このマシンでラテアートができる、と言っているプロバリスタもいます
私も色々な動画や記事を調べて、マグニフィカSにたどり着きました
もちろん技術がないと上手くできませんが、最適なスチームミルクを作れないマシンではないということです
3. コンパクトでデザインが好み
コーヒーマシンのような比較的大きな家電を購入するときは、設置場所とサイズは必ず確認しますよね
私の場合は、設置予定の作業台に合ったサイズであり、さらにケトルを置くスペースも確保したかったため、コンパクトなコーヒーマシンを探しました
幅238×奥行430×高さ350㎜と、コンパクトで作業台にも収まります
デザインもスタイリッシュで、どんなインテリアにも馴染みやすいです
家電はそれなりに存在感があるので、部屋の雰囲気との調和も大切なポイントです
私はホワイトのボディカラーが特にお気に入りです
4. 操作やメンテナンスが簡単
日々使うアイテムとなると、操作性の良さやメンテナンスの手軽さは重要です
準備に手間がかかったり、メンテナンス作業が多いと使い続けることは難しいですよね
せっかく購入したコーヒーマシンなのに、だんだんと使わなくなってしまってはもったいないです
忙しい朝でもワンタッチでおいしいコーヒーを淹れられるのはうれしいですね
また、電源オン/オフ時に、自動で内部洗浄してくれるため、日常のお手入れは簡単です
悩むポイントとしては、価格だけです
現在、公式ホームページの価格が、69,800円です。私はもう少し安く購入することができましたが、それでも大きな買い物です
◇ミルクピッチャー
レボリューションザクラシックピッチャー12オンスを使っています
ピッチャーにも、個性があるようで、注ぎ口や持ち手の形、重さなど様々あります
選んだ理由は、YouTubeでこのピッチャーをラテアート用におすすめしているバリスタさんがいたためです
ただ、プロも使用するだけあり価格が約5,000円と初心者にとっては高めです
1,000円台で手に入るピッチャーもあるので、比較的安いピッチャーで始めてみるのも良いと思います
ピッチャーサイズは、家庭用のエスプレッソマシンで使うなら12オンスが良いです
カフェラテ1杯分のミルクが作れます
家庭用マシンのスチームパワーを考慮すると、1杯ずつしかきれいなスチームミルクは作れないようです
重厚感があり気に入っていますが、ひとつ残念なポイントがあります
それはピッチャーにメモリがないことです
使い始めてから、意外と不便だなと感じたことでした
毎回スケールを使ってミルク量を確認しています
慣れている人は目分量で良いかと思いますが、やはり初心者は、毎回同じミルク量で繰り返し練習する方が感覚がわかりやすいです
内側にメモリがあるものを選ぶと計測がスムーズです
◇ラテボウル
オリガミ6オンスラテボウルをメインで使っています
ラテアートを描くには、カップの向き不向きがあるようです
マグカップや紙カップのような底に角があるカップは、ラテアートが描きにくいのです
プロバリスタなら問題ないでしょうが、初心者が練習するカップとしては、マグカップは難しいです
ラテアート向きのカップを持っていなかったため、オリガミのラテボウルを購入しました
色がタイプで、完全に見た目で選びました
お気に入りのカップがあれば、練習もテンション上がりますよね
カップの大きさは、家庭用マシンでカフェラテを作るなら、6~7オンスが良いとのことです
サイズや形が重要とは、知りませんでした
まとめ
ようやく必要なものが揃いました
ここからはいよいよ練習です
美しいラテアートを作るには、継続的な練習で習得した技術と情熱が必要です
趣味としてラテアートを楽しみたい私がラテアートの練習を記録していくのは、単なる義務ではなく、楽しい冒険なのです
毎日の練習を楽しむことで、ストレスを感じずに向上していくことができます
これから、失敗や挫折も、成長の機会と捉え、前向きに取り組みたいです
今後は、練習方法や効果があった練習について共有していく予定です
ラテアート練習を記録していきますので、成長を見せられるように日々取り組みます
みなさん、応援よろしくお願いします
コメント